ガジェット大好き人間がこれまで使ってきた携帯電話を紹介する。

ガジェット大好き人間がこれまで使ってきた携帯電話を紹介

なす(@nasu66com)です。初投稿です。

初めての記事は僕がこれまで使ってきた「携帯電話」について語りたいと思います。

私が初めて携帯電話を持ったのは中学2年の冬(2001年2月)頃で、当時はまだカラー液晶の端末が珍しい時代でした。

用途といえば「親への連絡」と「携帯電話を持っている数少ない友人とのメール」くらいでした。(当時、携帯電話を持っている中学生は珍しかったのです。自慢。)
それから約10年たった現在、携帯電話の機能は大幅に向上し、パソコンに匹敵するまでに進化を遂げました。

それでは、記憶を辿って今まで使用した携帯電話について書いていきます。

1台目.C313K(KYOCERA)au:2000年12月発売

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記念すべき初めての携帯電話はauのC313Kという機種でした。使用していたのは画像右のシルバーモデルです。

この頃はまだカメラ機能の付いている携帯電話は発売されておらず、インターネットをパソコンと同じ表示で閲覧できる機種もありませんでした。(数少ない携帯電話専用サイトは見れました。)

メールアドレスのドメインも現在の「@ezweb.ne.jp」ではありませんでした。*1

この機種の特徴を強いて挙げるなら、着信音が4和音(和音って懐かしい。)でカラー液晶なことです。

2台目.C5001T (TOSHIBA):2001年12月発売

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次に購入した携帯はこのC5001Tというモデルでした。使用していたのは画像中央のネイビーモデルです。この携帯は父から高校の入学祝いのプレゼントとして買って貰いました。

折りたたんだ際に、着信を知らせるランプが7色に光るところがこの端末の売りで、中でも緑のライトの発色が綺麗だった気がします。

この携帯にカメラは搭載されていませんでしたが、なぜか動画を再生する機能は備わっていました。しかし、携帯に動画を転送する手段を当時のわたしは持ち合わせていませんでした…。

3台目.A5301T (TOSHIBA)au:2002年9月発売

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僕にとって初のカメラ付き携帯電話、A5301T。使用していたのは画像中央のネイビーモデルです。これは高校1年の秋頃に買った気がします。

念願のカメラのついた携帯電話を手に入れた喜びは大きかったのですが、撮影するものは特に無く、飼っていた犬を撮影することが主な用途でした…。

カメラの画素数は30万画素で、当時としては最高クラスでした。しかし、ノートに書いた文字などは上手く撮影することが出来ず、肝心なときに使えなかった思い出があります。

たしかこの頃に「着うた」のサービスが開始され、それを応用して携帯電話で音楽を聞こうと試みたのですが、携帯電話の容量不足のおかげで断念しました。(ちなみに、当時は120GBのハードディスクが2万5千円くらいしました。例えわかりにくい?)

4台目.F505i(富士通)NTTドコモ:2003年7月発売

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前置きになりますが、この端末が発売された頃は現在(2013年)よりも遥かにドコモのシェアが圧倒的でした。そのため三年近くau端末を使い続けていた僕でしたが、色々と苦痛を感じていました。

例えば、キャリア間で絵文字の変換は行われないし(〓 :このようなゲタマークになる)、赤外線での電話帳交換もキャリア間のフォーマットの違いから上手くいきません。

そもそもキャリアを通してメーカーから端末が販売されるので、シェアの少ないauやJ-PHONEからは魅力的な端末が発売されないといった、負のスパイラルが巻き起こっていました。

そんな背景もあり、auに愛着はあったものの、ついにドコモにキャリアを変更しました。この頃は一時期に比べて携帯電話に対する執着心も薄れていて、店に並んでいる端末の中で一番薄くて軽いという理由でこの端末を選びました。使用していたのは画像左のシルバーモデルです。

そんな適当な理由で選んだこのF505iですが、おそらくこれまでで一番長い期間(約2年半)使った携帯電話です。

5台目.N901iC(NEC)NTTドコモ:2005年1月発売

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先程も少し触れたのですが、この頃はドコモユーザーながらにドコモの殿様商売っぷりに嫌気が差していました。また携帯電話よりパソコンにのめり込んでいたという背景もあり、携帯電話への興味がそのものが薄れていた時期でもあります。

そのため、それまで毎年のように買い換えていた携帯電話も、この時は2年半ぶりの買い換えでした。たしか、ちょうど大学に入学した頃(2005年4月頃)だったと思います。機種変更しようと思った理由は、前のF505iを購入して2年半ほど経過し、バッテリーの寿命が訪れていたからです。

F505iを機種変しようと思って、携帯ショップに並んでいるモックアップを眺めていると、明るい水色の端末が目に入り、なんとなく購入した機種がN901iCでした。

はっきり言って、このN901iCは私が使用した歴代携帯電話の中で最悪の端末でした。購入前にホットモックを触っておくべきだったとかなり後悔しました。

この端末は「iモードFeliCa」や「デコレーションテレビ電話」など、どう考えても日常生活に不要な機能が満載で、それが原因かは不明ですが、動作が非常に重く(いわゆる「モッサリ感」が凄まじい)、キーレスポンスは前回の端末と比べて軽く1秒以上遅延するというダメダメっぷりを発揮していました。

そのため次の端末は、搭載機能はほどほどでも動作の軽い(いわゆるサクサク感のある)ものを買おうと買った瞬間から考えていました。

6台目.SO902i(ソニー・エリクソン)NTTドコモ:2006年3月発売

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前回の教訓から、極力機能が抑えられていて動作の軽そうな端末を選んで、SO902iに機種変更しました。しかし、N901iCよりはまともになったものの、やはり動作は重かったことを覚えています。。

当時販売されていたFOMA端末(懐かしい響き!)は基本的に搭載されている機能が共通化されていて、「902iシリーズならどれでも〇〇と△△は出来る」といったような形をとっていました。

そのため、この端末にはオーバースペックと思われる機能がたくさん積まれていたことが、動作の重い原因だったのかもしれません。

しかし動作はいまいちな端末でしたが、当時既に稀少となっていたストレートタイプのデザインを僕はとても気に入っていました。

7台目.D703i (三菱電機)NTTドコモ:2007年2月発売

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SO902iでストレートタイプの見栄えの良さにのめり込んだわたしが後継機として選んだのは、同じくストレートタイプのD703iでした。

当時ドコモ販売する携帯電話はハイエンドの90xiシリーズとローエンドの70xiシリーズの2系統がありました。70xiシリーズは90xiシリーズに比較して、搭載されている機能が絞られていましたため、そこそこ動作が俊敏だったことも私にとって魅力的でした。

しかし、毎日持ち歩くという携帯電話の特性上、このD703iの最大の特徴である薄さ9.9mmという設計が裏目に出てしまいました。

購入から数週間が経った頃、後ろのポケットに携帯電話を入れたまま椅子に座ってしまい、液晶を全損してしまったのです。

8台目.D903i (三菱電機)NTTドコモ:2006年11月発売

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自らの不注意により短い期間で命を落としてしまった前機種の代わりに購入したのは、当時最新の904シリーズの旧モデルに当たるD903iでした。

この端末を選んだ理由はシンプルで、近所の携帯電話ショップで1円で販売されていたからです。

そんな後ろ向きな理由で選んだこの機種でしたが、常に画面が見えているスライド式携帯は使い勝手がよく、割りと気に入っていました。

ちなみに2013年現在、この端末は目覚まし時計として未だにわたしの枕元で活躍しています。

9台目.FULLFACE 2 921SH (シャープ)SoftBank:2008年3月発売

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ある日大学から帰宅すると、当時auユーザーだった父が突然「家族全員でSoftBankに機種変する」と言い出しました。理由はSoftBankの方が家族割の割引額がauより大きいからだったと思います。

この921SHはいまいちな端末だったのですが、結果的にこれは良い提案でした。何故かと言うと、この次に購入する機種がSoftBankの独占販売だったからです。(それは「10.」の項目で。)

D903iでスライド式携帯に味をしめた私は、父と家電量販店に行き、SoftBank唯一のスライド式端末であった921SH に乗り換えました。

しかし、この端末は非常に動作が重く、またカメラの画質も最悪でした。むしろN901iC以降、動作の「軽い」と言える端末は無かったので、これがスタンダードなのではと洗脳されはじめていました。

しかし、次に手にする携帯がそんな負の洗脳を完全にふっ飛ばしてくれました。

10台目.iPhone 3GS (Apple)SoftBank:2009年6月発売

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今でこそ携帯電話のスタンダードとなっているスマートフォンですが、当時はスマートフォンという言葉すら殆どの人が知りませんでした。

(そもそも日本ではAndroid端末がまだ存在していなかったので、スマートフォン≒iPhoneという状態でしたが。。)

旧モデルのiPhone 3Gは、父が表参道のSoftBankで発売後すぐに買ってきました。その時まだ学生だった僕は、他のプランに比較して割高なiPhoneの定額プランがネックだったのと、iPhone 3Gの処理速度がまだ実用に耐えるレベルではなかったため購入を見送りました。しかし、わたしが社会人となる2009年に発売される「新型iPhone」が買い時だと心のなかで考えていました。

そして、2009年6月に発表された「iPhone 3GS」を表参道のSoftBankショップで発売日に購入しました。iPhone 3GSは期待以上の製品で、今まで携帯電話に抱いていた不満をすべて解決してくれました。

撮影した写真は文句なしに高画質。そして何より、遅延しないキーレスポンスにとても感動しました。この端末のおかげで携帯依存症に舞い戻ってしまいました。

余談ですが、この当時はまだスマートフォン利用者は珍しく、職場の同期に「デコメが使えない」だの「キーボードがついてないと使いづらそう」だの散々罵倒されたことを覚えています。

11台目.iPhone 4 (Apple)SoftBank:2010年6月発売

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iPhone 3GSに本当に感動した私は、次世代iPhoneにも大きく期待していました。

発表の2ヶ月ほど前にリークされた次世代iPhone(iPhone 4)はiPhone 3GSからデザインを刷新していて、発売前から買い替えの衝動は高まっていました。

そして、リークされた通りの姿で発表されたiPhone 4を予約するために、東京駅地下のSoftBankショップに2時間以上並んだことはいい思い出です。(ちなみに、iPhone 3GS発売時には行列は殆どなく、予約も必要ありませんでした。)

iPhone 4では液晶のドットが眼に見えないレベルにまで小さくなり、カメラの画質はコンパクトデジタルカメラと遜色が無いものになりました。

余談ですが、iPhone 4のホワイトモデルが発表から10ヶ月以上販売されなかったため、交換パーツを購入してホワイトに着せ替えたこともいい思い出です。

12台目.iPhone 4S (Apple)SoftBank:2011年10月発売

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iPhone 4の次世代機としてiPhone 5の登場が噂されていましたが、iPhone 4の発売前とは打って変わって、いくら待てどもリーク画像は流れませんでした。

全くリークが無いのはおかしい…と思っていると、全く外見に変化のないiPhone4Sが発表され、少し落胆した記憶があります。

しかし、迷わず予約しました。なぜなら、新しいiPhoneが発表されたからです。もう完全にアップル信者です。

この頃にはスマートフォンもかなり普及していて、アプリの種類も豊富になってきていました。mixiが廃れ、Facebookが日本で急速に広まったのもこの頃だった気がします。

キャリア面の話として、iPhone 4S発売のタイミングでauからもiPhoneが販売されはじめたので、auへの回帰も考えたのですが、結局MMSが使えないという事前情報があり断念しました。

13台目.iPhone 5 (Apple)au:2012年9月発売

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iPhone 4Sの発売から11ヶ月後、デザインの刷新したiPhone 5が発表されました。

アップル社の命名規則に従うと、この端末は「iPhone 6」となるはずだったので「iPhone5」という名称に驚きました。そして、この端末でLTEの通信速度を初めて体験し、その速さにもとても驚きました。

しかし、OSの全体としての完成度は高かったのですが、致命的な欠陥のある地図アプリをプリインしたせいで、これまでのiPhoneと比較してイマイチ良い印象がありません。(現在はグーグル先生の力によって解決済み。)

14台目.iPhone 5S (Apple)au:2013年9月発売

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15台目.iPhone 6(Apple)au:2014年9月発売

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16台目.iPhone 6S (Apple)au:2015年9月発売

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17台目.iPhone 7 Plus (Apple)au:2016年9月発売

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最後に

これまで使用した携帯電話について長々と書いてきましたが、携帯電話の進化を目の当たりにした11年間だったと思います。

更に11年後、どのような進化を遂げているか本当に楽しみです。

おわり